シンザキブログ

シンザキこと僕が読んだ『なろう』や『ハーメルン』、『カクヨム』などのオススメのWEB小説を主に紹介しています。

シンザキのTwitter募集WEB小説レビュー1

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(´・ω・`)やあ、やあ皆さん。おはこんばんちわ。WEB小説紹介ブロガーのくせに漫画にハマって更新が遅くなったシンザキです。いやー本当に申し訳ない。

それもこれも「累-かさね-」と「かぐや様は告らせたい」が面白いのが悪い。とまあ、茶番はここまでにしてタイトル通り、今日は以前にTwitterで募集した作品たちのレビューになります。




『 BLOOD BRAIN』作者 今井雄大

kakuyomu.jp


あらすじ

主人公、日下瞬とその友達である服部秀彦と武田克哉は小学五年生の夏休みに入る際に、自由研究のテーマを何にするか困っていた。そんなとき友達の一人である武田克哉は誰もやらないようなものをテーマにしたいと言って、ちょうどニュースで報道されていた殺人事件をテーマにしようと言ったことから物語は始まる。





(´・ω・`)まず僕はこの作品のキャッチコピーにとても強く惹かれました。少年と殺人事件という一見、相容れない要素が混じりあい、一種の『背徳感』というか、犯罪小説を読んだときのように心臓がドキドキして、小学生の夏休みという光がいっぱいで負の要素が感じられない世界に忍び寄る血の色をした闇が徐々に日常を侵食していく様は本当に戦慄しました。

話が進んでいくたびに読んではいけないようなモノを読んでいる気がして、それでもページの進みは速くなって、気づいたら読み終えていました。




(´・ω・`)特にプロローグと最終話のつながりは”そういうこと!?”ってなりましたね(笑)サスペンスとかミステリとか普段読まない僕にとってはすごく衝撃的な作品で、今でも余韻が抜け切れていないくらい面白い作品でした。

あ、でも一つ注意をしておくと作者様の概要は読まずにいた方がいいです。ネタバレがガンガン乗っているので。



『空』作者 料簡

あらすじ

これはある一つの「絵」を巡る少し奇妙な物語。



(´・ω・`)まず最初に読み終わったときに感じたのが凄い清涼感というか、スッキリとした気持ちよさが胸からこみ上げてきました。話の中で贋作や平凡といった言葉がでてくるのですが、それが「空」というタイトルとも繋がっていたり、久しぶりにストーリーよりも、文が面白いと思った作品でした。

気持ちが落ち込んでたりする人はこの作品を読むと心の雲が晴れるかもしれません、晴れ「空」のように。


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