シンザキブログ

シンザキこと僕が読んだ『なろう』や『ハーメルン』、『カクヨム』などのオススメのWEB小説を主に紹介しています。

シンザキのおすすめハーメルン小説2

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(´・ω・`)なんか最近めっきり温かくっていうか暑いですね。僕は最近マスクして散歩しはじめたので汗がちょっと気持ち悪いです。今日の世間話はここで終わらせて、今日の作品たちはこれ。


『ゆうかりんか』作者:かしこみ巫女

作者あらすじ

悪魔のような妖怪の、ちょっとした気紛れで誕生したのがこの私、風見燐香。不吉なことに定評のある花から生まれた妖怪だ。
私にはちょっとした秘密がある。この世界の住人には知りえない知識があるのだ。でも、前世の私の記憶はない。だがそんなことは大したことではない。今はどうでもよいのだ。
一秒でも早くこの地獄の様な生活から抜け出さなければ。そうしなければ、私は死んでしまう。悪魔にプチッと潰されてしまう。
外見は、風見幽香を幼くした2Pカラー。親のスパルタ調教から逃れる為に奮闘する、一人の少女のがんばり物語。
多分。


軽く読みやすい感じを目指していきたいです。
たまにシリアスもあるといいな。できるかな。



(´・ω・`)幻想郷において風見幽香の娘になってしまった女の子が悪魔的な強さと残忍な性格の幽香のもとからどうにか自由を手に入れようとするっていうがこの物語の始まりですね。



(´・ω・`)数ある東方project二次創作小説の中で、この作品はかなり上の方に来るんじゃないかと思う面白さです。二次小説は面白くても途中で投げられる作品が多い中、完結しているのもポイントが高いです。




(´・ω・`)この作品の魅力としては、やはり幽香と主人公である燐香の関係ですね。詳しくは作品のネタバレになるので言えませんが、作品内での幽香の行動を覚えておくといいかなと思います。ちなみに僕はこの作品を読了したとき泣いてしまいました。笑って泣ける作品を読みたいという方や東方の完結済み作品を読みたい方にお勧めです。




『「平和的」独裁者の手放せない相談役』作者:高田正人

作者あらすじ

燕雀寺祢鈴。東洋の神州出身。職業は「御伽衆」。代々権力者の側に仕え、その悩み事を聞いてきた相談役の家の出身である。今回の依頼人は、海を隔てた連邦でヴァンパイア(のような生命体)ハンターの組織の長官を務めるアシュベルド・ヴィーゲンローデ。「黄金の鷹」と称される彼は、国民から絶大な支持を受けるカリスマ的指導者である。
 しかし、御伽衆として彼の側にいる祢鈴だけは知っていた。誰からも冷酷なマキャベリストと思われている彼が、実際は気弱な等身大の青年であることを。これは、舌先三寸でがんばってカリスマ溢れるリーダーを演じる青年と、彼をそっと裏から支えたり、時にはわざとけしかけたりするカウンセラーとによる口八丁手八丁の物語である。




(´・ω・`)めっちゃくちゃ見た目はカリスマ溢れるイケメンのヴァンパイアハンターの統領はホントは日々胃を痛めながら側近の相談役に愚痴っているという物語だね。




(´・ω・`)いわゆる勘違い物の作品ですが、この作品は勘違い物にしてはめずらしく、勘違いされる主人公とそれを理解しているヒロインがいる点が挙げられるよ。



(´・ω・`)勘違い物は物語中に勘違いが解けることは基本的にないことが多いのですが、時にはバレて本心が周りに伝わってほしいと思う時があります。それをこの作品は主人公の理解者としてヒロインを置くことによって解消していて面白かったよ。